「ガイドについていく」から、「自分たちで海へ行く」へ。

ダイビングの楽しみ方は、もっと自由にできます。

楽しそうにバディで潜るダイバーのイラスト

朝起きて、天気がよいから海へ行こう。
午前中に1本だけ潜って、午後は別の予定を楽しもう。
お気に入りの場所で、時間をかけて写真を撮ろう。
家族や友人と相談して、自分たちでコースを決めて潜ろう。

ガイドに案内してもらうダイビングも楽しいものです。けれど、自分たちで海況を確認し、計画を立て、バディと一緒に潜れるようになると、ダイビングの楽しみ方はもっと自由になります。

それが、バディダイビング(セルフダイビング)です。

バディダイビング(セルフダイビング)とは?

バディダイビング(セルフダイビング、バディ潜水)とは、インストラクターやガイドに水中を案内してもらわず、バディ同士で計画を立て、自分たちでダイビングを行うスタイルです。

PADIのオープンウォーターをはじめとしたCカードでは、本来、認定範囲と経験の中でバディと潜るための基本的な知識とスキルを学びます。海外にはバディ同士で潜ることが一般的なダイビングポイントもあります。

一方、日本ではポイントごとの利用ルールや海況、ダイバー自身の経験などから、ガイド付きで潜る機会が多くなっています。だから、Cカードは持っていても「自分たちだけで潜るのは少し不安」と感じる方は少なくありません。

自分たちで潜れるようになると、休日が変わる。

バディダイビングの魅力は、「費用が安くなる」ことだけではありません。自分たちで海へ行けるようになると、休日とダイビングの組み立て方そのものが変わります。

「海へ行きたい」と思ったときに行ける

ショップのツアー予定に合わせるだけでなく、自分たちで予定を立てる。天気や海況を確認して、「明日、海へ行こうか」と決められるようになります。

自分たちの目的で潜れる

今日は水中をのんびり泳ぐ。今日は写真を撮る。今日は1本だけ潜る。今日は同じ場所をじっくり見る。誰かが決めたダイビングではなく、自分たちがしたいダイビングを組み立てられます。

バディとのダイビングが変わる

ガイドだけを見ながら潜るのではなく、バディの位置を見る。お互いの空気の残りを確認する。現在地を考える。次にどこへ進むか相談する。「ガイドと一緒に潜る二人」から、「一緒にダイビングをするバディ」へ。ダイビングそのものへの関わり方が変わってきます。

でも、「ガイドがいない」ということは、自分たちで判断するということ。

水中で状況に困り、コンパスとダイブコンピュータを確認する二人のダイバーのイラスト

バディダイビングには自由があります。その一方で、ガイドが行っていたことを自分たちで行う必要があります。

  • 今日、この海で潜ってよいのか
  • どのコースを通り、どのくらいの深さまで行くのか
  • いつ引き返すのか、今どこにいるのか
  • 海況が変わったらどうするのか
  • シリンダー(タンク)の手配や器材トラブル、バディのトラブルにどう対応するのか

自由に潜れるということは、自分たちで考え、判断するということでもあります。スキル、知識、経験が不十分なままでバディダイビングを行うことは、重大な事故につながるおそれがあります。Cカードを持っているだけで、すぐにセルフダイビングを始めることをおすすめしているわけではありません。

まず、「自分のことを自分でできる」ダイバーへ。

器材をセッティングし、OKサインを確認し合う二人のダイバーのイラスト

バディダイビングをする前に大切なのは、難しいテクニックを増やすことではありません。まず、自分自身のダイビングを安定させることです。

  • 自分で器材を準備し、潜る準備をする
  • 水中で自分の位置や状態、空気の残りを管理する
  • 落ち着いて浮上する
  • 何かおかしいと思ったら、無理をせずダイビングを中止する

そのうえで、バディのことも見る。自分のことで精一杯の状態から、自分とバディの両方を見る余裕がある状態へ。そこが、バディダイビングへの最初のステップです。

次は、「自分たちがどこにいるか」を考える。

ガイド付きダイビングでは、「ガイドについていけば、エントリーした場所へ戻れる」ということが多いと思います。バディダイビングでは、自分たちでコースを考えます。

どこから入ったのか。どちらへ進むのか。どのくらい泳ぐのか。どこで方向を変えるのか。どう戻るのか。コンパスだけを見るのではなく、水深、地形、時間なども使いながら、「自分たちは今どこにいるのか?」を考えられるようになることが必要です。

そして、「今日は潜るか」も自分たちで考える。

海は毎回同じではありません。昨日は穏やかだった海が今日は荒れていることもあります。天気がよくても、水中では流れがあることもあります。

大切なのは、「現地サービスが営業しているから潜る」のではなく、「自分たちの経験で今日の海を安全に楽しめるか」を考えること。

潜らない。ポイントを変える。予定していたコースを短くする。そんな判断も、バディダイビングの大切なスキルです。自分たちで潜るということは、自分たちで「潜らない」を選べることでもあります。

いきなり二人だけで海へ行く必要はありません。

「いつかバディダイビングをしてみたい」と思っても、いきなりガイドなしで海へ行く必要はありません。

まずはプライベートレッスンで自分のスキルを確認する。ナビゲーションを練習する。海況の見方やダイビング計画について学ぶ。ガイドと一緒に潜りながら、自分たちでも現在地やコースを考えてみる。

少しずつ、「ガイドに判断してもらう」から「自分たちで判断する」へ。必要な経験を積んでいけばよいのです。

バディがいなくても、ご相談ください。

バディダイビングは、一人で潜ることではありません。一緒に安全を確認し、助け合えるバディが必要です。

「バディダイビングをしてみたいけれど、一緒に潜る人がいない」「どこのポイントでバディ潜水ができるのかわからない」「ポイントの地形がわからない」という方も、まずはご相談ください。必要なスキルや経験を身につける方法も含めて、一緒に考えます。

バディダイビングをするために、私たちができること。

伊豆ダイビングスクールでは、「バディダイビングができるようになる」というゴールから逆算して、必要な練習を考えます。

  • 現在のスキルを確認する
  • 苦手なことを改善する
  • 水中で自分自身を管理し、バディを見る余裕をつくる
  • ナビゲーションとダイビング計画を練習する
  • 海況を見て判断し、実際の海で経験を積む

すべてを一度に行う必要はありません。今の自分に必要なことから、一つずつ身につけていきます。

プライベートレッスンを見る →

目指すのは、「ガイドがいなくても潜れること」だけではありません。

自分で海を見て、考えて、バディと相談して、自分たちで計画したダイビングを楽しむ。そして海から上がったとき、「今日は自分たちでダイビングした」と思える。

それまでとは違った海の楽しみ方が、そこから始まります。

「ガイドについていく」から、「自分たちで海を楽しむ」へ。

バディダイビングをしてみたい方は、現在の経験やスキルにかかわらず、まずご相談ください。

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